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子供の頃や学生時代とは違って、大人には幸か不幸かテストで、ハイ、これが正解ですよ!っていうわかりやすいことが急激に少なくなる。ビジネスでもプライベートでも。日本は一応、基本的には犯罪でなければ自分の好きなことを選ぶことができるはずの社会なのでたいてい自己責任。順風満帆、最高に乗りに乗っているなんてときは前進あるのみー!と思うものの、ちょっとしたことでふと選択が正しいのか疑問に思ったり、これからの進むべきことが正しいのか悩んだりしたときは誰も勝手に正解を教えてくれないので自由っていうのも大変だぁと。そんな時は、こんな奥の手。費用対効果を引き合いに出してみたらちょっといいかも。費用対効果で考えたらゼロ以上だから、きっとこれで正解だよ~、なんていう自分正当化装置を発動。実際のお金の計算だけでなくて自分の気持ちとか周囲への効果とかいろんな費用と効果を合わせて考えていけば自ずと答えが見えてきたり、頭の中が整理整頓されていったりして。やっぱりこれでいいんだと納得できたらよい結果を出せたり、ベターを選べたりする気がします。でも、実は正解への近道は、答えを聞くこと。人生は学校のテストとちがって答えを教えてもらってもいいんだから正解への一番の近道は結局そういうこと。答えがないことは、自分で右往左往しつつ歩みを進めて、答えがあることはさっさと答えを聞いちゃいましょう。悩んでいる時間がもったいない。